BS/CSアンテナの交換

  今まで使用していたBSアンテナが古くなって悪天候時にノイズが出るようになったため、地デジ対策と同時にBSアンテナも交換することにした。

 

 地デジ対策で新たにブースターが必要であったため、UHF、BS、CSの混合器付きのブースターを購入した。

 4世帯の分配なので分配器の損失が大きくないため、最も一般的な利得33dBのUHF/BS/CSブースターを選択したが、大量に生産されているためかなり安価に手に入る。

 

 現在使用しているBSアンテナは20年前に購入したものだが口径50cmで利得は34.4dBで定価は何と6万5千円もした。

 今度購入したBS/CS110度のアンテナは45cm相当の大きさで利得は34.2dBと高利得で購入価格はネットでも6千円程度。 生産数が増えたとはいえ性能が上がり価格は1/10となっていることに改めて驚かされる。

 

CSの一部のチャネルが見られない!?

 新しいBSアンテナは同じ方向にある静止衛星でCS110度の放送も受信できるが、アンテナ設置後CS放送を受信したところ、低い周波数帯域は問題ないレベルで放送を受信できたが、DN22、DN24の高い周波数帯域の放送がブロックノイズが入り見られないことが判明。

 

 原因は屋内配線による減衰か、または壁面に取り付けられてるテレビコンセント(直列ユニット)の帯域がBS放送までしか通さないかのどちらかと判断して、早速コンセントを外して確認してみたところ、屋内配線ケーブルは低損失の5C-FBを使用していた。 直列ユニットが怪しいと周波数帯域の表示を見ると、案の定、BS帯域の1366MHzのユニットであった。 考えてみればあたりまえで、CS110度の放送受信は20年前には無かったので当然BS帯域の直列ユニットが使われていた訳であった。

 

 上下階のテレビコンセントをCS帯域(~2150MHz)の直列ユニットに交換してCSの受信状況を確認してみると、BSより周波数がかなり高いため屋内配線の損失が大きくアンテナレベルはBSより低いが全チャネルのCS放送を見ることが出来るようになった。

 

 CSはそのほとんどが「スカパーe2」で有料放送だが、時々無償で番組が見られる。 毎月第一日曜日はほとんどのチャネルが無料で開放される。

 ただ、ハイビジョン放送はスロットが開いていないため数多いチャネルの内12チャネルしかないので、有料放送を契約する場合は注意が必要である。

 

 

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