25年目の外壁工事 (平成30年7月16日)

 

 

 ビラ・ビアンカの25年目の外壁塗装・他付帯工事の件

 

 

 

 平成13年に実施した第一回の外壁塗装から17年経ち、耐用年数15年の外壁塗装工事を2年延ばしてきましたが、目地部分の塗装のひび割れが確認されています。外壁塗装工事の見積もりを取ったので連絡します。

 なお、今回の外壁塗装の耐用年数は塗料の新開発によりグレードに関係なく30年だそうです。

 

  見積もり内容の詳細と前回との比較はEXCELファイルを参照してください。

  

 

1.概要

 

 今回は計画書の25年目(築28年目)の塗装となりますが、25年目にALCの建物の外壁部材で最も重要な目地のコーキング材の増し塗りではなく取り換え工事が加わります。更に前回行う予定だったが費用削減のために延期していた2階玄関の防水シート貼り替え工事が今回は必須となります。この2項目が加わり前回より高額となっています。さらに足場の構造の規制で駐車場にはパイプが使えず駐車場の奥から60cm空けなくてはならず車が縦に駐車できないため車の移動が必要となり工事外費用が発生します。さらに前回から比べて消費税が8%と上がったため、これも費用増の一因となっています。

  

 現在、ヘーベルからの提示見積もり約731万円から必要工事内容のみに項目を絞り、塗料のグレードを下げて第一回査定金額615万円まで引き下げています。

 

 悩ましいのが駐車場の車の移動で、工事中は1台のみ駐車可能ですが他の車は移動が必要となります。

 

 また、今回は高額になったため、外塀の塗装は見積もりに含まれていません。駐車場の奥の基礎部分の塗装が一部剝がれかかっていますが、まだ見苦しい状態ではありません。 必須となった時に改めて実施することにしたいと考えています。

 ただし、建物と色味が変わるため、今回の外壁はなるべく現状に近い色に仕上げるのが良いと思っています。

 

 

 

25年目の外壁塗装工事見積もり査定180709.pdf
PDFファイル 138.1 KB

 

 

 

2.第三者工務店の見積もり

 

 へーベルハウスと同様のALC板を使った建物の外壁塗装工事会社を専門サイトから3社紹介してもらい見積もり依頼をしました。ただし外部に工事依頼するとヘーベルの保証適用外となるため慎重に調査しました。

 

  ①日本デコール(株)外装事業部(大田区蒲田)

 

  ②(株)ファミリー工房(大田支店)

 

  ③有限会社 坂下リライフ(文京区春日)

 

 見積もり結果は、以下の理由で3社とも辞退すると言ってきました。

 

  ①ALC板間の目地の撤去は特殊なVカット工具と経験が必要

 

  ②ヘーベルハウスの外壁塗料、コーキング材は外部に出ていないため、現状塗料との密着性に懸念がある

 

  ③2階玄関の防水シート交換はヘーベル板への捲き込みが必要で防水品質をヘーベル並みには出来ない

 

  ④最終的にはヘーベル並みの品質維持、保証ができない

 

 大雑把に外壁塗装工事だけの比較を口頭で概算を確認したところ外壁塗装だけの差額は数10万円と大きな差がなく、足場、安全費用などの付帯工事には大きな差がないと判断。つまり安くなる理由は人工(人件費)、施工技術と仕上がり品質に影響する内容となり、結果的に安かろう悪かろうを避けてヘーベルにお願いするのが良いと判断しています。

 

  

3.工期

 

 工期としては、現在1階が空き家となっていて駐車場の問題も軽減するので早目の実施が良いと判断してます。

 

                   - 以上 -

 

   平成30年7月16日

 

                    三上 信夫